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通販限定「マーベル・マイルストーンズ」シリーズ取扱い作品紹介
『X-MEN:アンキャニィ・ジェネシス』
『ファンタスティック・フォー:カミング・オブ・ギャラクタス』
『アベンジャーズ:クリー/スクラル・ウォー』
『ニック・フューリー:エージェント・オブ・シ-ルド』
2018年1月より、fujisan.co.jpの通販限定でお送りする、マーベル・コミックスの伝説的名作四作品をピックアップした「マーベル・マイルストーンズ」シリーズ。
今回は編集長、石川裕人による四作品の見どころ解説ツイートをまとめました!
◆『X-MEN:アンキャニィ・ジェネシス』
締め切りまで1ヶ月を切った「マーベル・マイルストーンズ」を、改めて順番にご紹介。まずは第1弾『X-MEN:アンキャニィ・ジェネシス』から。新生X-MEN誕生のGIANT-SIZE #1から、X-MEN#94-100までを収録。近代アメコミの礎となった新生X-MENの原点がここに! pic.twitter.com/U7Yj2mtLhQ
— EUGENE (@EUGENE_ISHIKAWA) 2017年11月19日
GIANT-SIZEは、大昔に雑誌『ポップコーン』に掲載されましたが、今回はフルカラー。また、その後のシリーズも掲載されているので、新生X-MEN設立直後の意外すぎる展開まで堪能できます。これを読めば、新生X-MENがいかに型破りな存在だったか、実感できるはず。 pic.twitter.com/EVDpahujyq
— EUGENE (@EUGENE_ISHIKAWA) 2017年11月19日
意外と言えば、まだまだキャラが固まっていないウルヴァリンの青二才っぷりも見どころ。突然、襲ってきた悪魔を切り刻んだものの、チームメイトのドン引きぶりに焦るウルヴァリンなど(しかも、さらにオチが)、その後の大物ぶりからは想像もできません。 pic.twitter.com/tUh51ig1qZ
— EUGENE (@EUGENE_ISHIKAWA) 2017年11月19日
締めは、新旧X-MENが激突する#100。1970年から75年にかけて、リプリノしか出版されない開店休業状態だったX-MENが、どうやってマーベルの頂点に上り詰めていったのか。その原動力となった個性的なキャラクターとストーリーテリングの魅力を堪能してください。 pic.twitter.com/HakTU3Z44a
— EUGENE (@EUGENE_ISHIKAWA) 2017年11月19日
巻末には、GIANT-SIZEのカバーを手がけたギル・ケーンのペンシル画や、キャラクターデザイン案などの貴重な資料も収録。X-MENファンはもちろん、現代のアメコミの源流を知りたい方にもオススメの一冊です。通販限定タイトルですので、お申し込みはhttps://t.co/nxM0V7SHmiまでどうぞ! pic.twitter.com/Sz3fOEWiFj
— EUGENE (@EUGENE_ISHIKAWA) 2017年11月19日
◆『ファンタスティック・フォー:カミング・オブ・ギャラクタス』
ヴィレッジブックスのマーベル・マイルストーンズ、第2弾は『ファンタスティック・フォー:カミング・オブ・ギャラクタス』。スタン・リー&ジャック・カービーの黄金コンビによる、ギャラクタス&シルバーサーファーデビュー作を含む、マーベルの歴史を語る上で、絶対に欠かせない一冊です! pic.twitter.com/d6iUYCLcyg
— EUGENE (@EUGENE_ISHIKAWA) 2017年11月21日
収録話数は、『ファンタスティック・フォー』#41-50にアニュアル#3。j時代的には1965~66年で、カービーのスタイルが固まった頃。カービーの代名詞である、なんだかよくわからないけど、とにかくスゴそうなメカがバンバン登場します。 pic.twitter.com/BO3mU13rk7
— EUGENE (@EUGENE_ISHIKAWA) 2017年11月21日
カービーと言えば、もう一つの十八番がコラージュ。もちろん60年代ですから、写真を切り貼りして作るしかないわけで、カービーなら手で描いた方が早いんでしょうけど、こういう手間をかけても、面白い絵作りをしたいという情熱に頭が下がります。 pic.twitter.com/u6hqtabgwK
— EUGENE (@EUGENE_ISHIKAWA) 2017年11月21日
本書にはフライタル・フォーやインヒューマンズのデビュー作も収録していますが、やはり見どころはギャラクタス&シルバーサーファーのデビューエピソード。このアメリカンコミックスでしかあり得ないペンタッチとカラーリングに、スタン・リーの時代がかったネーム。まさにクラシック! pic.twitter.com/eEtrczjgl2
— EUGENE (@EUGENE_ISHIKAWA) 2017年11月21日
胸のGのマークもまぶしい、宇宙魔神の初登場シーン。来月発売の『シルバーサーファー:パラブル』と合わせて読むと、ジャック・カービー、ジョン・ビュッセマ、メビウスと、3人のビッグアーティストによるギャラクタス&シルバーサーファーを堪能できます。 pic.twitter.com/dDZ9U4D3nk
— EUGENE (@EUGENE_ISHIKAWA) 2017年11月21日
同時収録は、リードとスーの結婚式を描いたアニュアル#3。この当時の全マーベルヒーローにビランが登場する大娯楽作です。『ファンタスティック・フォー:カミング・オブ・ギャラクタス』は、Fujisanでの限定販売となります。刊行から半世紀を経てのこの機会をお見逃しなく! https://t.co/nxM0V7SHmi pic.twitter.com/mixXru4niq
— EUGENE (@EUGENE_ISHIKAWA) 2017年11月21日
◆『アベンジャーズ:クリー/スクラル・ウォー』
ヴィレッジブックスのマーベル・マイルストーンズ。3冊目は、タイトルだけはおなじみの(はずの)『アベンジャーズ:クリー/スクラル・ウォー』。今なお引用される事の多い歴史的事件ですが、オールドファンにとっては、ニール・アダムスの代表作と言えば、それだけで価値が通じるはず! pic.twitter.com/jthcNYtQmU
— EUGENE (@EUGENE_ISHIKAWA) 2017年11月23日
とにかく、これを見ていただきたい!機能停止したビジョンの体内検診に挑むアントマン、というシーンですが、まぁこの迫力!まるで山脈のようにそびえ立つビジョンの横顔と、文字通りアリのようなアントマンの見事な対比。しかも使ってる色はたったの6色!ああ、このグッとした太線がたまらん! pic.twitter.com/kG89wsu78c
— EUGENE (@EUGENE_ISHIKAWA) 2017年11月23日
収録話数は『アベンジャーズ』#89-97で、ニール担当はそのうちの4話なんですが、まぁどれも内容が濃い!さっきのシーンに続くのがこのカット。ビジョンの内部保安システムをかいくぐるアントマンのこのスピード感!背中から描いててこんなにかっこいいなんて! pic.twitter.com/vBr9UP5WSr
— EUGENE (@EUGENE_ISHIKAWA) 2017年11月23日
残りの話数は、ジョン&サル・ビュッセマが担当。それまで、サル・ビュッセマのごくごく(当時としては)普通のアートが、ニールに変わった途端、これですから!どこにカメラが置いてあるんだと言いたくなる構図こそニールの真骨頂!ソーの無理矢理なポーズがまたいい! pic.twitter.com/aqkE75dBw1
— EUGENE (@EUGENE_ISHIKAWA) 2017年11月23日
真面目な話、ニール・アダムスほどに多くのアーティストに影響を与えた人はいないでしょう。アメリカどころか、日本でも池上遼一、原哲夫といった巨匠に影響を与えまくってるんですから!この当たり前っぽいシーンも、キャップの左足の筋肉描写とか、右足裏のベタの入れ方とか、センスが段違い! pic.twitter.com/1DGDtOly6H
— EUGENE (@EUGENE_ISHIKAWA) 2017年11月23日
ニールと言えば「怒り顔」。今回も、様々な怒り顔を堪能できます。ああ、この下唇!真ん中のオッサンなんて、オッサンが怒鳴ってるだけなのにかっこいいどころか、今、この場で怒鳴られたかのような臨場感、スピード感まで伝わってきます。というか、動いてます! pic.twitter.com/sg5s3LDBBp
— EUGENE (@EUGENE_ISHIKAWA) 2017年11月23日
ニールのもう一つの見どころは、センスの塊のようなメカ描写。スター・ウォーズの影も形もなかった1971年にこの迫力!ニール独特の金属のテカリ具合といい、煙や爆発の広がり方といい、この時代にこの描写力は、もはやミュータントのレベル! pic.twitter.com/5Lr60mPTtQ
— EUGENE (@EUGENE_ISHIKAWA) 2017年11月23日
独りで興奮して申し訳ありませんが、寡作で知られるニールの最高傑作の一つをお届けできると思うだけで、もう…!内容に全然触れてませんでしたが、初代亜ビジョンまで出てくる奇想天外なストーリーももちろん見どころ。とにかく、この機会を逃せば次はない!ぜひ、https://t.co/nxM0V7SHmiまで! pic.twitter.com/N6MxiJhRv7
— EUGENE (@EUGENE_ISHIKAWA) 2017年11月23日
◆『ニック・フューリー:エージェント・オブ・シ-ルド』
ヴィレッジブックスのマーベルマイルストーンズ。最後は、マニア的には今回の目玉。おそらくこの機を逃がせば邦訳の機会は二度とない、ジム・ステランコの『ニック・フューリー:エージェント・オブ・シ-ルド』です。トビラから、60年代テイスト全開です!オプ・アートです! pic.twitter.com/JnueRHaXBi
— EUGENE (@EUGENE_ISHIKAWA) 2017年11月29日
『ストレンジテールズ』と『ニック・フューリー』に掲載されたシールドものを全話収録!カービーのフォロワーとしてスタートしたステランコは連載中にメキメキと腕を上げ、こんな迫力の見開きをこれでもかと連発します。このパノラマ感がタマラナイ! pic.twitter.com/8nrKQNeRUl
— EUGENE (@EUGENE_ISHIKAWA) 2017年11月29日
スパイ映画全盛時代だけに、秘密兵器が目白押し!色が変わる車なんて、007を先取りしてます。というか、やはりアメコミだけに、ここはジェームズ・ボンドより、マット・ヘルムかデレク・フリント風と言った方がピッタリくる感じ。 pic.twitter.com/aXgBrztykk
— EUGENE (@EUGENE_ISHIKAWA) 2017年11月29日
ステランコお得意のスペクタクル路線の最たる例が、この4ページぶち抜きの見開き!男の子のための正しい漫画はかくあるべしといわんばかりの迫力!理屈なんかどうでもええんじゃという、ステランコの広島弁が聞こえてきそうです。 pic.twitter.com/Sui4zFt9mS
— EUGENE (@EUGENE_ISHIKAWA) 2017年11月29日
一方で、60年代と言えば、前衛アートの時代。もちろんステランコも影響を受けないはずがなく、後期には、こんなアーティスティックなコマも。さっきと同じ人とは思えません。 pic.twitter.com/rb0YJDuhx1
— EUGENE (@EUGENE_ISHIKAWA) 2017年11月29日
この見開きなんて、当時の少年マガジンに載っててもおかしくない感じ。洋の東西を問わず、共通した空気みたいなものがあったんでしょう。この『ニック・フューリー:エージェント・オブ・シールド』は通販限定です。ぜひhttps://t.co/nxM0V7B6uKをチェックしてください! pic.twitter.com/XwLfIk2Ozp
— EUGENE (@EUGENE_ISHIKAWA) 2017年11月29日
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